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米国大統領選挙不正その後と日本の選択:日中戦争の抑止力を持て!日米同盟で台湾を守れ:ただし軍事技術を台湾に渡してはならない。米国にも安易に一方的に渡してはならない。軍事的、経済的に対中包囲網を形成せよ。パート3

 

 

 

いざという時アメリカにすがりつくのは間違い。日本独自で絶対中国に支配されない戦争抑止力を保持すべき。そのためには政治家や官僚の中国利権が邪魔になることを知るべし。

 バイデン政権は中国包囲網を形成していて、中国に半導体を供給しつつ欧米日に供給を制限している台湾の半導体製造大手TSMCを監視し、インテルが最先端の国産半導体を製造できるように政策転換をしています。半導体に関してはサプライチェーンを中国とデカップリング(切り離)していく方針ですが、環境問題に関しては中国を有利に導く妥協をする方向に向かっています。

 現在、日本は二つの脅威の板挟みになっていると思います。一、欧米の中国包囲網が日本を中国の暴発の盾とする危険。二、米中の取引の中で日本が領土を失い犠牲にされる危険。アメリカの軍事力にのみ戦争の抑止を期待するならば米中に裏切られた場合日本は簡単に中国に侵略されてしまうでしょう。中国が米国と通じていたら中国の日本侵略を止める抑止力はなくなってしまいます。また米国が中国と戦争を辞さず日本を防衛すると決めたら日本を盾として相当の犠牲を払っても日本には全力で対中戦争を遂行することを要求してくるでしょう。

 アメリカの政治は選挙一つで揺らぎ、選挙一つで変わってしまいます。中国の侵略の抑止力としてアメリカに頼り切ってしまうのは極めて危険です。もちろん日米同盟はひとつの抑止力として大切です。しかし日本の独自の抑止力も備えておかなければ米中関係が動いた時日本が大きな不利益をこうむることになるのは必定です。

 この戦争抑止力のため日本の核武装を主張する人もいます。しかし、実際の核武装のためには国民及び各界の世論を変えることが必要で道のりは遠いと思われます。最も可能性のあるのは組み立て式のプレハブ核兵器、つまり部品だけ作ってそれを一体化して核兵器にすることはしないでおくというものです。そうですね3D金属プリンターで部品を作れる設計図だけ作っておくということでもいいかも知れません。実験はすべてスパコンのシミュレーションで行います。短期間のあいだに地下などの秘密基地で製造可能にしておけば日本との戦争の一定の抑止力となるでしょう。

 核兵器は当面無理としても最初は北朝鮮の暴発を念頭に考えられた敵基地攻撃能力というものも中国に対する大きなけん制になると思います。台湾は人民解放軍の進行があれば三峡ダムを破壊すると警告し、実際その能力を持つためにミサイルの開発・配備を急いでいるようです。三峡ダムの破壊はその影響が甚大になると考えられるので実際にするべき攻撃ではないですが、もし日本の主要都市に核攻撃をするような脅しがあれば日本も三峡ダムを確実に破壊する能力があるという警告はするべきでしょう。そのための手段が巡行ミサイルによる飽和攻撃なのか開発中の長距離極超音速ミサイルなのか、はたまたレーダー網をすりぬける次世代ステルス爆撃機(ないしは戦闘機)なのかは別としてそういう攻撃能力を保持することは大きな中国の侵略抑止力、日中戦争抑止力になります。

 拡張する中国に対して日本は敵国に囲まれたイスラエルのような存在で今後少しでも軍事技術、サイバー戦争能力などで後れをとったら容赦なく浸食されて滅亡してしまうでしょう。アメリカやイギリスを味方につけ、軍事技術、サイバー技術、科学技術一般で先を歩んでいないとブラックホールのような中国の吸引力に飲み込まれてしまいます。技術流出、頭脳流出は日本の致命傷となるでしょう。

 新型コロナウイルスは中国が2015年から生物兵器として第3次世界大戦のために開発してきたもののようです。少なくともアメリカ政府の調査によるとそういうことらしい。意図的な拡散はどうかわかりませんが、武漢の研究所からリークして世界にひろまってしまったようです。さらに、最近衝撃的な情報が出てきて、長年米国政府のために要職にあった米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ博士が米国政府の資金で武漢の研究所に委託して研究していたウイルスが何等かの原因で研究所から漏れ出して市中に広まりパンデミックになってしまったらしいというのです。以下、及川幸久氏の解説です。アメリカの大手テレビニュースFOXニュースが報じたものなので信ぴょう性が高いです。