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新型コロナワクチン大量接種の問題点その3

こびナビがADEについての不安を払拭?

「こびナビ」とは新型コロナ感染症COVID-19(コビッド19)についてナビゲーション(水先案内)してくれるという意味ですね。以下同サイトより引用です。具体的なナビゲーションは動画で掲載されています。

今回はコロナワクチンとADE(抗体依存性増強)の怪しい噂ついて峰先生に解説していただきました。

「ミスバスターズ」シリーズでは、巷に出回っている都市伝説や怪しい噂を退治する企画です。WHOやCDCもサイト上で沢山の病気や薬に関するミスバスティングを行っています。

※この動画は2021年5月10日にインスタLIVEにて配信収録したものを編集しております。

※2021/6/8に一度公開しました誤植修正のため、2021/6/9に改めて公開しております。

司会:池田 早希先生 こびナビ副代表

小児科専門医、米国小児科専門医、アメリカ熱帯医学学会認定医

ゲスト:峰 宗太郎先生 こびナビ副代表

病理専門医、薬剤師、医学博士

ADEとは一度感染した人やワクチン接種した人にウイルスを中和できない抗体ができてしまう。その抗体を足掛かりにウイルスが増殖したり症候が強くなってしまう現象。

ADEの例:デング熱 ウイルスに4つタイプがありタイプⅠに感染し、それに対する抗体ができたタイミングでタイプⅡに感染するとタイプⅠの抗体を足がかりにしてデング熱のウイルスが増えやすくなり初めて感染するよりも重い症状が起こることがある。デング熱のワクチンも開発されていて実際に使用されたんだけれどもフィリピンでデング熱のワクチン接種後に、デング熱感染者の症状が重くなるケースが報告された。ADEは実際に起こる。ADEやVAERD(ワクチン関連増強呼吸器疾患)が起こらないわけではない。ADEが起こる時①・中途半端な抗体ができる時②・細胞性免疫でTh1とTh2のバランスが崩れる時など

臨床試験ではワクチン接種した人からも感染者は出ているが重症化抑制効果が確認されていてADEは起きていない。

変異ウイルスに感染すると中和抗体ができるところが変わるので半端な抗体ができる可能性はありADEが起こる可能性はゼロではない。今確認されているイギリス由来のB.1.1.7や南アフリカ由来のB.1.351などに対するワクチンの効果を見ると重症化は抑えれれていて、ADEが発生したという状況証拠、確定証拠はない。

ワクチン接種から時間が経過し体内の抗体が減少している状態で感染するとADE、VAERDが起こる可能性はゼロではないが普通に感染する可能性のほうが大きいと考えられる。

ADEの大事なポイント① ワクチンの効果が早く切れるようであれば3回目のワクチン接種の可能性もある② ワクチンの効果がなくなるまでに流行が収まる可能性がある ADEのまとめ② 理論的に可能性はゼロではないが気にするレベルではない ADEよりも実際に感染することの方が問題

科学的に感染を予防できるのでワクチン接種には絶対的な利益がある

ADEは起こっていないので、ワクチンによってより悪くなるということはまず考えられないので、これはもう打つ方がいいですよね、という話になります。

変異ウイルスを防ぐためにもワクチンを接種してヒトからヒトへの感染の遮断を!予防の継続が大切!感染しなければADEも起こらない!

 

以上、画面下の「字幕」を中心にまとめてみました。一般の方向けということで歯切れよく、大丈夫ですよ、安心なさってください、というようなお医者さんにありがちな断定口調には不正確だと思う部分もありますが、間違ったことを言っている訳でもないと思います。問題は、これまでにADEが起こっているという証拠はないから大丈夫という断定です。これまで起こっていないから、ワクチンによってより悪くなることはまず考えられないから。(想定外を「考えられていない」のは峰先生です。)そしてみんなが射ってしまってから○年後、新たな変異株によって大量の犠牲者が出るのではないかというのがワクチン慎重派の懸念です。

 

実際今、猛威をふるうデルタ株は峰博士の想定を超えて、ワクチン接種しても感染し、発症、重症化、死亡をある程度防いだとしても止めることは出来ないということをイスラエル、イギリスなどワクチン先進国で示しています。ファイザー製ワクチンを職業上接種してしまった私は、コロナワクチンによるADEが未来永劫起こらないことを強く願いますが、今後ワクチン接種国、ブースターワクチン接種者などにも各年齢層で重症化が増えてくるならADEの可能性は否定できないことになります。特にワクチンが効きにくいといわれる南米発のラムダ株は今後増えて欲しくないところです。