米ロサンゼルスでは昨年末から年始にかけ極めて深刻な新型コロナの感染爆発が起こり、助かる見込みのない感染者を病院に搬送することが中止されるなどの過酷な措置がとられました。カリフォルニア州全体では約3週間にわたり新規感染者が一日4万人前後の日が続き、ロスだけで300万人、ないしは人口の3人に1人が感染したとの推計も出されました。
ロス感染者 実は住民の3人に1人、300万人以上か|テレ朝 ...
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ロスアンゼルス近郊のパサデナ市にあるフラー神学校のキャンパスでも屋外授業があるのではと思います。乾燥気候で雨はまず降らない(年間平均降水量は540ミリ、福井市の約四分の一です)ので寒くなければコロナ下で外で授業しない手はないでしょう。この写真はしかし感染拡大前のものらしくマスクをしている人は見かけません。
さて、パサデナでの経験の中で一番大切で記憶に残っているのは聖霊の光に撃たれた経験でした。前触れはいくつかありました。私は当時神学校内でも世界宣教大学院で認知されていた聖霊の第3の波(サードウェイヴ)に含まれるヴィンヤード・クリスチャン・フェローシップの教会によく行っていましたが、日曜日に限らずヒスパニック教会の伝道集会や癒しのワークショップなどさまざまな集まりに参加していました。ある日キャンパスで行われた癒しのワークショップだったと思うのですが全米カリスマ派協会(?)の会長でバプテスト教会の牧師という方が来られて直接按手して祈っていただいた時、肩から下にかけ温かいものを感じ心の痛みやとげのようなものが癒される経験をしました。
それから何か月か後、教会で会った黒人の元ギャング、といっても18歳くらいの普通の青年にしか見えませんでしたが、その青年をさそってヒスパニック系ペンテコステ派の伝道集会に出た時、彼はキリストを受け入れ、ステージの前に進み出て祈ってもらい、私は自分の席の所に回ってきた人に祈ってもらったのです。その青年はホームレスで泊まるところがなかったので私は青年の悔い改めに感激して自分のアパートの自分のベッドに泊めてあげました。その隣で私は寝袋か何かで寝ていてずっと彼のために祈っていました。深夜か早朝だったと思います。目を閉じて祈り続けていると一点が赤く明るくなってきてそこに集中して祈っていました。すると光が急に強くなり大きくなって一瞬、熱い光が私の体を通り抜けていったのです。しびれたように横たわっていると体があったかく、涙がにじんでくるようでした。翌朝は彼と一緒にカリスマ派の別の教会の120人クラブと称する集まりの朝食祈祷会に出たのですが、ずっと体が内から温かくて「聖霊の雰囲気ってこんなんだ!」と思いました。120人クラブというのは新約聖書のペンテコステの日に一堂に会して祈っていた120人の人々を模してつけた会の名前です。
その後その黒人青年にはいろいろあって教会に来たり来なかったり、いまはどうしているか全くわかりませんが私には忘れえない青年です。