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頑張れ安倍総理大臣!:日本を救うリーダーになって下さい

君子豹変す:過ちては改めるにはばかることなかれ:速やかな救済を!現場の叫びを聴いて‼:失敗は成功のもとなり:ワンチーム ONE HEART

 石川県:「緊急事態だ!緊急事態だ!」「知事、どうされましたか?」「わしが東京の方に石川へ観光においでください。と言ったらネットで炎上しちゃった。」福井県:「緊急事態だ!緊急事態だ!」「知事、どうされましたか?」「石川県が緊急事態宣言を出しちゃった。みんな福井県に避難してくるぞ!」永田町:「緊急事態だ!緊急事態だ!」「総理、どうされましたか?」「やることなすこと国民の反発を買って、もうどうしたらいいかわからん!」「あのー、国民の声をよく聴いて、こうして欲しいと言うことを全部やってみられたらどうでしょう。」「そうか、そういう手があったか!」

 そんな会話はなかったと思うけどこの際どうでもいいことです。今は戦時、いっ時の決断の遅れが勝敗を決することもあり得ます。しかし遅すぎたのなら大胆な手を打って遅れを挽回するのみ。It's never too late to begin. なすべきことを始めるのに遅すぎるということはないのです。幸い日本の周りには数多くの緊急事態が先行して起きています。人の振り見て我が振りを直す反面教師も、いかにして国家の危機を乗り越えたかという先例もクラスターのように群がっているのです。

 今日、安倍総理は全国に緊急事態宣言を広げました。これは新型コロナ戦争で危機に追い込まれた日本の国家としての正当な反応であり最後のチャンスでもあります。フェーズが変わったと言います。確かに一部諸地域ではもう医療崩壊の瀬戸際を踏み越えて、崩れ始めています。医師会が、全国の知事が、ノーベル生理学・医学賞受賞者が、そして国民が、なまぬるい政府の、また厚生労働省の「まだその時ではない」「自粛要請の結果を分析して…」という戦力の逐次投入にノーを突き付けた結果でなければなりません。

 安倍総理、ここはチャンスです。あらゆる抵抗勢力の防波堤を突破して国難のリーダーとして立ち上がっていただきたい。君子はすべからく豹変せねばなりません。自民党が調整した30万円の不公平なコロナ給付金を撤回してこのコロナ戦役の全兵力である国民ひとりひとりに等しく10万円を支給することになったのは良かったと思います。この戦争の勝利は国民の士気に全てかかっています。小規模、中規模の個人事業主、フリーランスの人々に、医療崩壊に瀕する全国の医療従事者に、事業が止まって身動きのとれない中小企業に、またほとんど客足のとだえた飲食店、観光業、旅行業界、航空会社などとその従業員に救済の手を伸べてください。

 失敗を反省して改め、何度でもチャレンジしていくことが成功の秘訣です。必要なだけお金はあります。あのけちんぼ財務省すらホームページに日本のデフォルトはあり得ない、ハイパーインフレの可能性はゼロ、と断言しています。赤字国債は必要なだけ発行出来ます。政府の子会社である日銀が国債を買い取るからです。将来につけを回しても大丈夫です。ここ二年のつけを五十年でも百年でもかけて払っていけばいいわけです。今は子供たちに明るい未来を残すこと。そうすれば子供たちはいくらでも働いて黒字を出してくれます。今こそ東京の満員電車、通勤地獄を変えてください。今こそ日本版IT 革命を成し遂げて下さい。社会的距離を取れる地方に人口を移して下さい。学校も企業も、商取引も、ビジネスもオンライン化して日本社会のバージョンアップを進めて下さい。

 犠牲は大きいです。弱い人から病に倒れ、高齢者が戦場で死んでいます。医療従事者は疲弊し、障害者は弱い者から切り捨てられていきます。失業者は街にあふれ、店舗は閉められ、あらゆるにぎわいが消えてしまいます。ご自宅でくつろがれるのもいいですが、陰で涙を流すようなこともしていただきたいと思います。あえて申し上げると政治は頭脳ではなく心です。国民の心をひとつにする施策を行ってください。最もつらい状況にある国民によりそう政治を為してください。総理は有事に弱い政治家なのでしょうか?そうあってはならないです。今は戦時で、私達の祖国は強く、情け深いリーダーが必要なのです。

イラスト: 作者 kabuさん イラストACより